とうとうこの日が来ました。
卒業式
半年、1年半、2年の思い出が走馬灯のように教職員の
頭の中を・・・。
卒業証書授与、答辞、発表会・・・
お花ありがとう!!
手形ありがとう!!
素敵な替え歌ありがとう!
私たち教員の目から涙があふれて止まりませんでした。
学生たち以上に感無量になっていたかもしれません(笑)
学生たちが日本語学校を巣立っていくことはとっても
嬉しいことですが、毎日見ていた顔が明日からは
見られなくなるかと思うと、本当に寂しかったです。
上級A
2010年10月13日。あなたたちは入学しました。つい昨日のことの
ように思います。みなさん、私にたくさん注意されましたね。
「いす!」「あいさつ!」「返事!」
みなさん、私を心配させましたね。
「今どこですか?」「連絡ください!」「かぜひかないでね」
派手でにぎやかでとても元気というクラスではないですが、よく話を聞き、
掃除がきれいにできる自慢のクラスです。1年半ありがとう。私の自慢。
胸を張って、前を見て、自信を持って、夢に向かって、行ってらっしゃい!
上級B
いつも「あいさつ!」「いす!」「宿題!」「日記!」「思いやり!」など
毎日、毎日うるさいほど言いましたね。嫌な顔をする学生、うんうんと頷く学生、
いろいろでした。でも、みんなは嫌な顔をしながらも、いつも私の話を聞いて
くれていました。私がいつも言っていたことを忘れないでください。
私はみんなの笑顔が大好きです。これから、大変なこともたくさんあると
思いますが、笑顔を忘れないでください。みんなと出会えて本当に良かったと
思います。ありがとう。そして、卒業おめでとう。
担任教員が最後に学生に呼びかけた言葉です。
両クラスとも、担任に本当にたくさん注意されました。
私たち担任も心を鬼に一生懸命注意してきました。
いつか・・・卒業して、いつかでいいので、「先生に言われたことがあったなー」と
思いだしてくれたら嬉しいです。
私たちの大切な自慢!宝物!
日本語学校から巣立って行きましたが、縁が切れたわけではありません。
新しい世界のことを笑顔いっぱいに報告に来てくれることを心から願っています。
みんな!ありがとう!!卒業おめでとう!!